なぜ塗り替えが必要なの?

コンクリート、木材、プラスティック、鉄やアルミニウム等の材料は、年月と共に劣化が進みます。
その結果、建物の構造はもちろん、住環境にも重大な問題を引き起こす事があります。
これを防ぐのが塗料(塗膜)の役目になります。

塗り替えには、大きく2つの目的があります。

塗り替えの目的

・家の美観を維持・向上すること。

・家を紫外線・雨・風・雪などから保護、防水。

更に最近の塗料では、様々な特性により機能性を付加することも出来ます。
(省エネ断熱・遮熱・防汚染・防カビなど・・)

住宅は、雨、風、雪、紫外線などの
影響を常に受けています。

大切な住宅を長く維持する為に、
塗り替えによるメンテナンスは
不可欠となります。

外壁は年月を経ると、汚れや変色、藻やカビなどで美観を損ねます。
塗り替え時期は、住宅の材質や前回の塗り替え時に使用した塗料、また環境によっても大きく左右されます。

日当たりが良い住宅などは、紫外線の影響で色あせが起こりやすく、また日陰になっている部分では、
カビやコケが発生しやすいなど・・・
さらに、北海道では降雪の影響が大きく、傷みが早い環境にあります。

外観の見た目が悪くなってきた。汚れや剥げている所が目立つ。前の塗り替えから10年以上経っているなど。
気になる所が出てきたら、塗り替え時期を判断する時期かと思います。

一般的な塗り替え時期は

部位塗り替え時期 症状 
鉄部 3年~ 5年 剥がれ・サビ・腐食
木部3年~ 5年剥がれ・腐食・割れ
外壁7年~10年 チョーキング・色あせ・塗膜の剥がれ・カビ・コケ・藻
屋根5年~ 8年色あせ・塗膜の剥がれ 
シーリング5年~10年 減り・ひび割れ

誰でも簡単にわかる塗り替え時期の目安

チョーキングテスト

プロも診断方法として行う、チョーキングテストがあります。
診断したい壁面を手でこすり、白いチョークの粉のような物が手に着いたら塗膜が劣化し、
建物を保護する効果がなくなっている証拠。
塗り替えの時期が来ました。というサインになります。